若林 亜紀 / 文藝春秋 ( 2009-06 ) /
なんというか、読んでてゲンナリした一冊。
内容が悪いということでは決してなく。
事実なんだろうけど、なんとも言えないむなしさばかりが残った感じで。
官僚政治のよくないところはそうなんだろうけど、それをどう打破したらいいのかが何となく見えない。
自分に出来ることがあるのか?とか。
官僚主導ではなく政治が主導にとか言われても、それもそれでどうなのさ?という気がしてしまう。
そちら側にいないのであればどうにもならないんだろうな〜と。
すごくつらい思いをしてる人もいるんだろうけど、
どうにもならなくても暮らしていけてるしな〜、とか。
年金がどうなる?とかTVで流れてる裏には天下りやら何やらこういう事があったり、
生きてる間に国が破綻しちゃったりしたらつけは全て自分達にくるんだろうな〜 、とか。
なんとなくわかってるつもりだったけど、そういう事実を突きつけられるとむなしくなってしまうよな〜
楽してお金をもらいたいと思うのは仕方ない事なんだろうけど、
そのアタリを監督する仕組みを作り上げることはできないもんなのかな?
企業でいうところの監査みたいな。
全部を民間にしろということでもないんだけど。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8712840
これがすべてじゃないんだろうけど、こういうの見てると違うとこ向いてるような気がするよな。
責任を追及するのは必要なんだけど。
どうしたもんなんでしょうね?
税金も払わない分けにはいかないからそいうのを払った上で
やはり自分の身は自分でまもるしかないんでしょうね。
重要と考えることとか価値観も違うわけですしね。。
読んでおくべき一冊ですね