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価値観ということか

2010-02-18

スノーボードの国母選手は結局、8位だったらしいですが、8位だってすごいですよね。

まぁ、許す/許さない、とかはひとそれぞれあるのかもしれないけれどもなんとなく気になっていたところを

河野太郎公式サイト | ルールと価値観
http://www.taro.org/2010/02/post-716.php  

しかし、学校で恒常化している着崩しを止めるために、国母選手を処分するということがあってはならない。処分はルールに違反したから処分されるのであって、誰かの価値観にそぐわないからと処分をしてはいけない。

国母選手は、記者会見で、鼻ピアスもやめたという。空港での服装がちゃんとしていたら、鼻ピアスはしていてよかったのだろうか。服装がだらしないから鼻ピアスもやめろということならば、まるでルールはなく、誰かの感情や価値観で物事が決まっていることになる。

腰パンは駄目、鼻ピアスは駄目、でもドレッドヘアは良いという線引きは、何を基準にしているのだろう。

鼻ピアスはだめだけど、耳のピアスは良いのだろうか。女子選手なら鼻ピアスも良かったのだろうか。

腰パンは駄目だけれど、茶髪は良いのだろうか。金髪に染めるのはどうなのだろうか。モヒカン刈りは不愉快ではないのか。

ワイシャツの一番上のボタンが留まっていないのは許されるのだろうか。シャツの裾はズボンに入っていれば、多少ネクタイがゆるんでいても良かったのか。

日本の学校も、日本の社会も、ルールは確実に守る、ルールに違反したらなんらかの処罰がある、しかし、価値観は多様であるということを教え、受け入れるべきではないだろうか。

というのでうまくまとめられていた気がする。