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Craft CMS 3.5 での Project Config を確認して設定を反映する #craftcms

2020-12-17

これは Craft CMS Advent Calendar 2020 17日目の記事です。

以前 Project Config をつかって環境をサクッとたてるというエントリを書いた。

2020-04-30

Craft CMS をインストールするとかはこれまで通りやるのは変わらないのだけど、Craft 3.5 で若干構成が変わったので再度試してみた。

Project Config を生成する

まずは元の環境から Project Config の内容を生成しておく。

リビルドをクリックすると出力される。

20201218 0810

リビルド、、、Movable Type の再構築感。

こんな感じで config/project 配下に生成される。

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共有用の Project Config を反映する

動作確認用に新規に Craft CMS をインストールした環境を用意する。

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取りあえずインストールした状態ではこんなかんじで Project Config が生成されている。
左が元の方で、右が新規インストールしたもの。

20201218 0813

Project Config にはプラグイン情報も含まれるので、 composer.json も複製して新規サイトにもっていっておく。

元サイトの方の Project Config をもっていくと管理画面上にこのように表示される。

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先に Project Config の適用をするとプラグインのインストールが必要な旨がでるので、

composer install

でプラグインをインストールしておく。

その上で、Project Config を適用する。

20201218 0817

サイトの名前が移行元のになったので反映されたのがわかる。

環境変数の設定

サイト名などサイト固有の情報は .env に設定をかくことで環境ごとに指定することが出来る。

.env に以下のように設定してあれば

SystemName=craft35-test4

管理画面の設定で環境変数を使うことが出来る。
(システム名のところ)

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Project Config 使ってあれこれやるときは .env に設定しておくものもあらかじめ決めておくのが良さそう。

Craft の設定 | Craft CMS ドキュメント | 3.x
https://craftcms.com/docs/3.x/...

設定の反映確認

Project Config の設定を同期したとことでセクションやフィールドの設定等が反映されている。

20201218 0821 00

なんかフィールドが1つエラーになってるのは気になるが。

Project Config をテンプレートと同様にリポジトリにいれておけば、データ以外はいつでも同期出来るから良さそうだな。


Git の hooks はあまり使ったことがないのだけど、

こういうのを設定しておけばもう少しスムーズに出来るのかもしれないなー。