このエントリは Craft CMS Advent Calendar 2019 22日目のエントリです。
昨日は「Craft CMS でのマルチサイト:多言語サイトとサイトの言語設定・フィールドの翻訳設定」でした。
年明け1/16に Craft CMS Meetup Tokyo vol.2 やります!
Craft CMS Meetup Tokyo vol.2 Craft CMS の実際のところ | Meetup
https://www.meetup.com/ja-JP/J...
先日、マルチサイトでのフィールドの翻訳について少し書いた。
そのフィールドの設定にある「翻訳方法」の選択のうち「カスタム」について、使ったことがなかったので挙動を調べてみた。
Fields | Craft 3 Documentation
https://docs.craftcms.com/v3/f...
つまるところ、フィールドの翻訳方法の設定としては
- 翻訳不可
- 各サイトに対して翻訳
- 各サイトグループに対して翻訳
- 各言語に対して翻訳
しかないため、この分類を超えるサイトの定義ができないと言うことになる。
それを回避するための「カスタム」っぽい。
例えばサイトの設定がこのようになっていると仮定する。
デフォルトの指定方法だと「AAA」と「English」で共通にする方法がないということになる。
なので、フィールドの設定をこのような感じに設定する。
サイトのハンドルをみてその頭4文字が同じであればそれらのサイトの間では「翻訳不可」ということになるはず。
実際にテストエントリを作成してみる。
「AAA」でエントリを作成する。
「BBB」を確認する
想定している通り。
「English」を確認する。
こちらも想定通り。
次に「English」で変更を加えてみる。
「AAA」を確認する。
編集が反映されている。
「BBB」を確認してみる。
予想していた感じで、こちらには反映されていない。
ということなので、一致するサイトにおいては「翻訳不可」扱いという理解で問題なさそう。
サイトの設定、セクションの設定、フィールドの設定とマルチサイトで翻訳も絡んでくるとまだまだ慣れていない感じはあり、ここまで複雑な使い方をするのか?というのも気にはなる。
機能としてあるということはこういうのが海外ではよくあるんだろうなぁと思われる。